うまく時間を使う!藤田マーク
〜計画を立てて実行しよう〜
I.計画を立てることの必要性
II.計画とは?
III.計画の立て方
IV.失敗しない計画のコツ
V.実行状況の反省と計画の修正

I.計画を立てることの必要性
やるべきことに比して残された時間が少なくなってきた受 験生には
 「うまく時間を使う」こと,つまり
 「やるべきことだけを効率良く実行する」こと
が強く求めらます.

そのために欠かせないのが
 「計画を立てる」こと
です.

II.計画とは?
「計画を立てる」とは,ズバリ
 「捨てるものを決めること」
です.

やる気がある受験生にとって,やるべきことをどんどん進めていくのには苦はないことでしょう.
怖いのは
 「やろうと思っていたのに時間がなくて重要なことをやり逃した」
ということでしょう.

すべてをやるのはもう無理なのです.
どうやったって,何かが出来ず終いになるのです.

だったら,
 「優先順位の高いものをやる」
方が良いに決まってます.

優先順位が相対的に低いものも
 「ついつい一生懸命やってしまう」
という,邪魔な"やる気"を捨てないといけません.

必要なのは
 NOT「やる気」 BUT「覚悟」
です.
 「これはやらなくていいんだ.これをやっててはダメなんだ!」
という覚悟こそが重要なのです.

この覚悟を具体的な形にしたものが「計画」なのです.

III.計画の立て方
1.「いつまでの計画を立てるか」を決める
「入試まで」「年末まで」「1ヶ月分」といった『長期計画』と
「1週間分」「3日分」といった『短気計画』について,
「計画の規模」を決めましょう.
2.「やるべきこと」「やりたいこと」を全てリストアップする.
「ここで挙げなかったものは入試まで絶対にやってはならない」という気持ちで.
(もし途中でやるべきことが増える場合は適宜,計画の修正・立て直しをします.)
3. それらに優先順位をつける.
〜優先順位をつける際の観点〜
4. 日程表を作成する.


IV.失敗しない計画のコツ
『〇〇日間連帯責任制』
計画の配分は「実行できるもの」でなければ意味がありません.
「立派な計画」を立てても意味がないのです.

ところが,
 「実際に自分がどれだけできるのかはわかりにくい」
ため,
 「多めに設定するとやりきれない」
 「少なめに設定するのは怖い」
ことでしょう.

そこでお勧めなのは,
 『〇〇日間連帯責任制』
です.

方法は次の通りです.

〜『4日間連帯責任制』の場合〜

V.実行状況の反省と計画の修正
はじめに計画した通りに何もかもうまくいくなら苦労しません.

例えば『4日間連帯責任制』を「第1期」「第2期」… と繰り返し行っていく場合,
「第1期」で組み込んだ計画の分量が多すぎたり,少なすぎたりしたならば,
その反省を「第2期」に反映する必要があります.

「第2期」の計画を立てる際に大事なことは,
「第1期」でできた分量だけを計画に入れる
ということです.

きっと計画は「沢山」入れたくなると思いますが,
「第1期」には“それくらい”しかできなかったわけですから,わきまえましょう.
「心に甘さがあっただけで,本気でやればもっとできる」
と言い訳したくなるかもしれませんが,ダメです!
 甘えてやらなかったのなら,
“「第2期」の計画にちょっとしか入れられないのはその罰なんだ”
と理解してください.
“悔しかったら「第2期」の計画を早急に実行して+αを沢山やってみろ!
そうすれば,「第2期」でできた分だけ「第3期」の計画に反映できるから!”
という気持ちで取り組むと良いでしょう.

先頭に戻る